第450号:服を傷めないアイロンがけのコツ
カメレオンさんです、
アイロンは
“熱と圧と
水分”の
バランスが
命。
コツを
つかめば、
生地を
守りながら
美しく
仕上がります。
●温度を“タグ基準”に
洗濯表示の
アイロン記号で
上限温度を
確認。
迷ったら
一段低めに
設定します。
ウールや
シルクは
低温+当て布、
綿・麻は
中〜高温+
しっかり
スチーム。
プリントや
樹脂ボタンは
直接当てずに
裏側から
当てます。
●“湿り”を先に作っておく
霧吹きで
均一に
軽く湿らせ、
1〜2分
なじませて
おきます。
生地が
柔らかく
動き、
過熱や
押しつぶしを
防げます。
タンクの
水はミネラル
残りを
避けるため、
できれば
精製水を
使いましょう。
●“押して沿う”が基本動作
アイロンは
滑らせるより
置いて
押す→
持ち上げます。
縫い目に
沿って
直線的に。
襟・前立て・
袖口→
身頃の順で、
細部から
大面へ。
シャツは
ヨーク→袖→
前身頃→
後身頃。
ニットは
浮かせ
スチームで
形を整え、
決して
引っ張り
ません。
●仕上げは“冷まして固定”
仕上げ
直後は
熱で形が
動きやすい
です。
ハンガーで
吊って
5分冷まし、
湿気を
飛ばします。
クローゼットへは
完全に
乾いてから。
アイロン台は
毎回熱が
抜けてから
収納します。
重要なのは
熱・水分・圧の
三位一体。
この順序で、
服は
長持ちし、
見栄えも
上がります。
今夜は
お気に入りの
一枚から
アイロンがけを
試してみて
ください。
愛を込めて。
