第127号:家にある物でできる!環境にもやさしい昔のおそうじ術
カメレオンさんです、
いまは便利な洗剤やおそうじグッズ
があり、選ぶのが難しいほど。
しかし、市販の化学洗剤は、肌に
よくない成分がはいっていたり
環境にやさしいとはいえなかったり
するものも多いのです。
とくに、赤ちゃんや子ども
ペットがいる家庭では
なるべく肌に刺激を与えない
天然素材のものを使うのが
おすすめです。
そこで、この記事では、昔から
使われている、家庭にあるもので
そうじできる方法を紹介します。
どこの家庭でもあるものを
使うので、気軽にできますよ。
●玄関には茶殻や新聞紙
玄関そうじは
茶殻や新聞紙を使うと
タイルの境目にはいってしまって
とりにくいホコリなどもキレイに
とり除けます。
そうじ方法は、茶殻や新聞紙を
玄関に広げてホウキで掃くだけ。
新聞紙を使う場合は、濡らしてから
小さく破って広げるとよいですよ。
茶殻や新聞紙に含まれる水分が
ホコリをつきやすくしてくれるので
乾燥している日でも
ホコリが舞わずにおそうじできます。
●絨毯やカーペットには小麦粉
「絨毯が汚れちゃった」
「白い絨毯が黒ずんできた」
などと悩んでいる人は
小麦粉を使ってみてください。
白い小麦粉を絨毯にふりかけて
歯ブラシなどで擦ると、汚れや
ホコリがとれやすくなります。
散らばった小麦粉は
あとでそうじ機で吸いとればOK。
シミ抜きには、台所用中性洗剤や
シャンプーが効果的です。
カーペットの毛を傷ませたく
ない人は、シャンプーを使うのが
よいでしょう。
●フローリングそうじ
ワックスの代わりになるのは
「コーヒーかす」。
十分に乾かしたコーヒーかすを
古い靴下や布に包んで、こする
ように床を磨きます。
また、「米のとぎ汁」も
ツヤだし効果になります。
米ぬかの油分は、臭いも残らず
安全に使えるので、おすすめ。
ほかには、ほうれん草のゆで汁
オカラなども、ワックス効果が
あります。
フローリングにつくホコリを
予防したい場合は「柔軟剤」を
使うと効果的。
柔軟剤には、静電気防止成分が
はいっているので、拭きそうじの
際に、少量の柔軟剤を含むことで
ホコリがつきにくくなります。
フローリングの板の目に詰まった
ホコリや小さなゴミは、どうやって
とろうか悩ましいですよね。
竹串を使うとスッキリと
キレイにとれますよ。
●スイッチの手アカには消しゴム
電気をつける際のスイッチは
ずっと長く住んでいると
皮脂がついて黒ずんできます。
消しゴムを使うと簡単にとれる
ので、試してみてくださいね。
●シンクの汚れには大根の切れ端を
ステンレスのシンクの汚れには
大根の切れ端が大活躍。
大根に含まれる酵素が
デンプン、脂肪、タンパク質などの
汚れのもとを分解してくれます。
なかなかとれない場合は、大根の
切れ端に、少量の重曹を混ぜると
汚れがとれやすくなります。
油汚れには、使い終わった
お茶パックで磨くのが、効果的です。
●テーブルの落書きにはみかんの皮
「テーブルに落書きされて
しまって落ちない!」などの悩み
には、みかんの皮が効果的。
とくに、油性ペンの落書きには
頭を悩ませてしまいますよね。
みかんの皮に含まれるリモネンが
汚れを落としてくれる効果があるのです。
まず、みかんの皮を適当な大きさ
にちぎり、二つ折りにして、汁を
だしながら、黄色いほうで磨きます。
落書きを見つけたら
すぐに落とすようにしてくださいね。
いかがでしたか?
昔の知恵には、使い終わった物や
食べ物の成分を使った、効果的な
おそうじアイデアがいっぱいです。
便利な洗剤などを使うのもよい
ですが、昔のアイデアをとりいれ
ながらそうじをすると
今まで捨てていたような物も
お宝に思えてきます。
また、余計な洗剤などを買わずに
済むので、節約にもなりますね。
使えるアイデアを選びながら
人にも環境にもやさしいおそうじを
目指していきましょう。
愛を込めて。